

本記事の内容
- テレワーク・在宅勤務のサボり方
- テレワークをサボるのが正しい理由
- 上司に文句を言わせないテレワークのサボり方
この記事を読んでいただくと、上司に文句を言われないテレワークのサボり方が理解できます。
また、テレワークとは適当にサボるのが正しい理由についても、解説しています。
本記事の信頼性
- この記事を書いている私は、大企業子会社での人事担当歴5年ほど。
- 転職を2回経験しており、複数の会社で足掛け20年近く、「毎日多残業が当たり前」の環境で多残業を続け、軽いうつ病になった経験があります。
- うつ病になると同時に会社の洗脳から覚め、今では成果をしっかり出しつつ、残業ほぼゼロの働き方を実践しています。
- 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年3月から在宅勤務(テレワーク)行っており、現状は週に1回の出社で済ませています。
それでは前置きはこれくらいにして、解説をはじめていきます。
もくじ
テレワーク・在宅勤務のサボり方
冒頭、驚かれると思いますが、テレワーク・在宅勤務という働き方は、適当にサボることが必須となります。
この理由は後に詳しく解説しますが、テレワークという働き方は、会社に出社しているときと比べ、環境しだいでは桁違いに仕事に集中できてしまうからです。
まずは、テレワークのサボり方、サボる際の注意点を解説いたします。
PCはスリープ状態にならないようにする
まずはこれです。
テレワークは会社から支給されたノートPCで行うと思いますが、仕事をサボっている間はPCに触らない時間が発生するため、PCがスリープ状態になってしまいます。
PCにインストールされているスケジュール管理ソフトの中には、PCのスリープ状態を検知するものがありますので、注意が必要です。
PCをスリープ状態にさせないためには、Windows10の場合ですと、
スタートボタン→設定→システム→電源とスリープ
の順にクリックしていくと設定できます。
メール処理は分散させ、返信には上司にCCを入れる
メールの処理は、あなたが受信するメールの本数、返信が必要な本数にもよりますが、まとめて処理することはせず、適宜、分散させましょう。
メール処理のタイミングは1~2時間に1回程度といった感じです。
また、返信するメールには可能な限り、上司にCCを入れるようにしましょう。
そうすることで、「仕事やっている感」を演出できますし、メールの送信履歴も適当に分散されるので、パッと見た目には仕事をサボっているようには見えないからです。
電話には出なくてもよいが、折り返しは早めに
かかってきた電話には必ずしもその場で出る必要はありません。
理由は、電話にいちいち出ていると、せっかくの集中状態がキープできないからです。
その代わり、かかってきた電話に対しては、時間を決めて、まとめて折り返しをするようにしましょう。
テレワークをサボるのが正しい理由
テレワーク、在宅勤務は適宜、サボらないといけません。
サボることが必須なのです。
この理由について、解説いたします。
会社勤務ではありえない集中状態
会社に出社していると、集中して仕事を進めようとしても、いろいろな邪魔が入ります。
例えば、
- 電話がかかってくる
- 上司から呼ばれる
- 同僚の雑談に付き合わなければならない
- 周囲の話し声がうるさい
など、多くの日本企業の職場環境というものは、おそよ集中状態で仕事ができる環境ではありません。
最近では、オフィス環境改善のため、「集中スペース」というエリアを作っている会社もあるようですが、これは、当社は集中スペースで仕事している時以外は、集中して仕事ができません、と言っているようなものです。
これに対し、自宅でのテレワークでは、環境が整っていることが条件ですが、ほとんど邪魔が入ることはありません。
このような環境では、会社にいる時とは比較にならないくらい、集中して仕事に没頭することができます。
当然、同じ仕事でも、会社にいるときよりも、在宅勤務の方が、圧倒的にはやく仕事を片付けることができます。
テレワークはものすごく疲れる
集中して仕事をすると、当然のことながら疲れます。
理由は、働く密度が会社で仕事をしているときよりも、段違いに濃いからです。
在宅勤務では、集中するためのお気に入りのBGMをかけながら仕事をすることもできるので、更に仕事もはかどるわけです。
このような集中できる環境で1日8時間以上、働き続けたら、冗談ではなく、過労死するリスクもあるくらいです。
私の知り合いのネット系の起業家、フリーランスのライター、プログラマーの人たちは、例外なく、集中して働くのは4時間から5時間程度、と言います。
ダラダラ仕事するのは会社出社時よりも効率が下がる
集中するとものすごく疲れる、というのであれば、会社にいるときのように、ダラダラと仕事すればよいのでは、と思う人もいるかと思いますが、これには大きな落とし穴があります。
会社にいるときは、周囲の目もありますし、ダラダラといいつつも一定の緊張感があります。
これに対し、自宅の場合、監視の目も基本的にはありませんし、誘惑も多いです。
よって、意図的に自分で緊張感を持った時間の使い方をしないと、会社に出社しているときよりも、仕事の効率が落ちてしまいます。
これでは、せっかくのテレワークのメリットを享受できない最悪の働き方となってしまいます。
集中すべきところは集中し、短時間で仕事を終わらせる
テレワークでは、1日の中でのオン(集中)とオフ(サボり)のメリハリをつけ、オンの時間帯に集中して、短時間で仕事を終わらせましょう。
そして余った時間は、自分の好きなことに使ってください。
これがテレワークという働き方の最大のメリットです。
上司に文句を言わせないテレワークのサボり方
その日の仕事をきっちり終わらせる
テレワーク、在宅勤務という働き方で、上司に文句を言わせないためには、その日にやるべき仕事はきっちり終わらせる、ことが必須となります。
当たり前ですが、その日にやるべきことをしっかり終えれば、上司は文句を言えないはずです。
1日の仕事をきっちり終わらせ、更にサボり、つまり自由な時間を確保するためにやるべきことを以下で、解説いたします。
1日の時間割を作成し業務効率を上げる
テレワーク、在宅勤務で必ずやってほしいこと。
それは、1日の時間割をきっちり作成することです。
1日8時間を勤務時間とすると、1時間ごとに何をやるか割り付けていきます。
例えば、会社の仕事をする時間、筋トレをする時間、ゲームをする時間などを1時間ごとに割り付けていきます。
それぞれの時間割は、タイマーで厳密に時間管理をします。
会社の仕事をするときは、集中力を極限まで高め、密度濃く、仕事を消化していきます。
サボりの時間は、最初の頃は管理が甘いとついつい、ダラダラと長くなってしまいがちですが、ここはタイマーでしっかり管理します。
こうすることで1日の中でもオンとオフの時間がはっきりし、効率よく仕事を進めることができます。
参考までに、私のテレワークの1日での時間割を紹介いたします。
7:00 (始業)会社の仕事
7:30 ブログ
8:30 コーヒー
9:00 会社の仕事
9:30 筋トレ
10:00 会社の仕事
11:00 昼食調達
11:30 昼食・昼寝
12:30 ブログ
14:00 会社の仕事
16:00 会社終業
テレワークをやれない仕事の人からは、殴られそうですが、会社の仕事に充てている時間は、4時間です。
上司にはコマめに連絡を入れる
会社の仕事をしている時間は4時間とはいえ、表向きは8時間働いていることになるので、上司にはマメに連絡を入れてください。
連絡方法は、すでに述べたように自分が送信するメールにCCするのがよいでしょう。
テレワーク中に電話をすると、話が長くなる傾向がありますので、ここで無駄な時間をロスするのは避けましょう。
提出物はギリギリのタイミングで
仕事のアウトプットに締切が設定されている場合は、締切ギリギリに出すようにしましょう。
締切よりも早く出すと、上司から次の仕事、余計な仕事をねじ込まれることが多く、仕事の終わりが見えなくなってくるからです。
集中して早めに仕上げて、提出はギリギリ。
これがサボるための極意です。
>>残業を減らすための超・具体的な方法20選【やさぐれ人事が解説】
まとめ:テレワーク・在宅勤務のサボり方
テレワーク、在宅勤務という働き方は、向き・不向き、好き・嫌い、様々な意見、評価がありますが、私個人としては、これ以上素晴らしい働き方はないと思っています。
理由は、仕事の効率は極限まで上げることができ、通勤時間なし、付き合い残業なし、飲み会なし、という、3つの「なし」が実現できるからです。
加えて、業務の効率を上げることよって、余った時間は自分のために使うことができます。
私はテレワークをはじめてから、2020年7月3日の時点で、3カ月半になりますが、平日に自分の好きなように使える時間が4倍から5倍に増えた感覚があります。
時間というものは、地球上の誰においても24時間平等に与えられているものなので、自由に使える時間が増えるということは、これ以上幸せなことはないと思っています。
以下、本日のまとめになります。
- テレワーク中、サボるときはPCがスリープ状態にならないようにする
- メールは1時間から2時間に1回、分散して処理し、返信には上司にCCを入れると、「仕事してる感」が演出できる。
- テレワークでは会社にいる時とは比較にならないくらいの集中状態が実現できるので、とても疲れる。
- よって、適度にサボる時間(自分の時間)を作ることが必須
- 上司に文句を言われないためには、その日の仕事はきっちり終わらせる。
- 1日の仕事をきっちり終わらせ、なおかつサボりの時間を確保するために、1日の時間割を作成し、業務効率を上げる。
- 提出物は早めに仕上げ、提出するのは納期ギリギリとする。
本日は以上です!