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【採用担当が解説】転職回数が多い人が職務経歴書作成で注意すること

2020年5月22日

 

悩んでいる人
転職をしようと思っているが、これまでの転職回数が多いので、 書類選考に通るかどうか心配。

転職回数が多いと判断される基準みたいなものがあれば知りたい。

 

こんなお悩みを解決します。
Hiro

 

 本記事の内容

  • 転職回数が多い人が職務経歴書作成で注意すること
  • 大手系企業の採用担当が許容する転職回数

 

本記事を読んでいただけますと、転職回数が多いなと感じる人が、履歴書や職務経歴書を作成する際の注意点や、どのようにして面接官を納得させるかが、わかるようになります。

 

また、大手系企業の例になりますが、企業が許容する転職回数とその内容についても情報を開示いたします。

 

 本記事の信頼性

  • この記事を書いている私は、大企業子会社での採用担当歴5年ほど。
  • 採用の現場で実際に書類選考や、面接を担当し、転職回数が多い方の履歴書も数多く見てきました。
  • 自分自身も技術者として2回の転職を経験しているため、転職しようとしている人の気持ちがよくわかります。

さて、前置きはこれくらいにして、解説をはじめていきます。

 

転職回数が多い人が職務経歴書作成で注意すること

転職回数が多い人が職務経歴書作成で注意すること

 

過去の職歴について、退職理由を職務経歴書にしっかり記載する

 

転職が多いと感じている方、言われている方が、まずやっていただきたいのが、過去の職歴の退職理由を職務経歴書にしっかり記載する、ということです。

 

職務経歴書に、それぞれの会社でやってきたことは記載しているものの、退職理由が全く書いていない場合や、「一身上の都合により退職」と書いてあるだけの場合、書類選考を合格にする可能性は低くなります。

 

転職回数が多い人は、「この人はうちに入社しても、またすぐに辞めてしまうだろう」という先入観を持たれてしまいます。

 

この先入観を打破するだけの、説得力がある退職理由が必須となってきます。

 

前向きな退職理由をひねり出す

 

ぶっちゃけ、本音での退職理由は、いろいろ人に言いづらい理由があるかと思います。

 

上司、同僚との人間関係、メンタル的に追い込まれてしまった、給料が安い、会社の業績悪化、などなどです。

 

このような退職理由は、どこまで本音部分を記載してよいものか、迷う場合も多いかと思います。

 

そのようなときは、以下の記事も参考にしてください。

 

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これまでの職歴では正直、そのままでは面接では説明しにくい退職理由がある人も少なくないと思います。

 

しかし、過去の事実は変えることはできなくても、前向きな退職理由をひねり出さなくてはなりません。

 

例えば、人間関係に悩んだ末、退職した場合、次の会社でたまたまキャリアアップになるような仕事に巡りあい、明確に成長した場合などは、そこから逆算し、前職の退職理由を記載する、などです。

 

自分のこれまでの転職歴には、何か一貫性があるかを振返る

 

あなたの職歴を並べてみて、何か一貫性みたいなものはあるでしょうか?

 

  • 業界、職種はちがえど、何か1つの技術を追求してきた
  • 自分の求める理想、目標に近づくために転職を利用してきた

 

などです。

 

職歴の中に、何かしら一貫性が見いだせると、前項で述べた、退職理由や、これから応募しようとしている企業への志望動機もまとめやすくなります。

 

大手系企業の採用担当が許容する転職回数

大手系企業の採用担当が許容する転職回数

 

ざっくりとした許容転職回数

 

さて、気になる許容できる転職回数は何回までか、ということについて解説していきます。

 

結論から言いますと、あくまで大手系企業の場合ですが、20代でしたら、2回まで、30代でしたら、3回までが、選考に合格する方の上限の転職回数です。

 

これ以上の転職回数になると、「この方は、うちに入社しても、まだすぐに辞めてしまうだろう。」という先入観で、転職回数さえ少なければ面接の対象となる方でも、書類選考が不合格となる可能性が極めて高くなります。

 

これは、大企業系の会社のほとんどが、長い期間、働いてくれる人を採用しようとするからです。

 

大企業系の会社の場合、相当の経験、スキルを持った人でも、入社後は一定の教育が必要と考えています。

 

教育とは、スキル、専門知識に限らず、企業文化、価値観の部分も含まれています。

 

これに加え、最近はだいぶ変わってきたとはいえ、大企業系の会社は、まだまだ終身雇用的な価値観が根強く残っており、一度入社したからには、少々のことは我慢し、長く勤めるものだ、という固定観念的な考え方が、染みついているところがあります。

 

大企業系の会社ではレアなケースとなりますが、中には、企業側が募集する業務、ポジションで、数年程度在籍し、一定の成果を出してくれればOK、という募集もあります。

 

このような考え方は日本企業というよりは、外資系企業に多いですね。

 

転職回数よりも重要なのは在籍期間

 

転職回数については、20代であれば2回まで、30代であれば3回まで、と述べましたが、転職回数以上に重要なのが、過去の職歴における在籍期間です。

 

過去の職歴で、1年未満で退職しているケースがある場合は、職務経歴書に相当、説得力のある理由を記載しないと、書類選考を通過する可能性は著しく低くなります。

 

大企業的な価値観の採用担当から見ると、一度入った会社はせめて、2年は在籍していてほしい、というのが率直な見解です。

 

もしあなたの職歴の中に、在籍期間が半年とか1年未満の経歴があるようでしたら、職務経歴書に前向きな退職理由をひねり出し、記載してください。

 

前向きと言っても、「入社してみたら仕事内容が事前に聞いていた内容と異なったため、退職を決意。」くらいの内容では弱いですね。

 

転職回数が多くても何かしら「自分の柱」があるか

 

あなたの転職回数が上記の目安よりも多かったとしても、それですべてが終わりというわけではありません。

 

「転職の一貫性」とも似ていますが、これまでの職歴の中で築いてきたもので、あなたがその辺の人には絶対に負けない、というスキル、経験があると思います。

 

転職回数が多くなればなるほど、大きな会社を目指そうとすればするほど、転職を成功させるのはいばらの道となりますが、職種ちがえど、業界ちがえど、誰にも負けないというものを自分の経歴から見つけ出し、職務経歴書でアピールしましょう。

 

例えば、C++でのプログラミングの経験時間数は、20,000時間です!というのも、見方によっては十分、あなたの強みとなります。

 

応募職種の「ブランク」はNG

 

これは説明無用かもしれませんが、あなたがこれから応募しようとしている職種において、数年以上のブランクがある場合は、転職を成功させるのが厳しくなります。

 

「ブランク」ってどういうことでしょうか?

 

例えば、Webエンジニア職に応募しようとしているAさんは、2010年から2016年まで、Webエンジニアとしてある会社に勤務していましたが、2016年から現在に至るまでは、技術とは関係ない、外回りの営業をやっていた、というケースです。

 

つまりAさんは、Webエンジニアとして4年のブランク(現在を2020年とした場合)があるわけです。

 

特に、プログラミング、Web関係など、技術の進歩が速い業界では、数年のブランクというのは、簡単に取り返すのは困難ですので、書類選考を通過する可能性も低くなってきます。

 

転職エージェントのキャリアアドバイザーの活用は必須

 

これまでの私の見解は、大手系の子会社に勤務する採用担当のコメントですが、世の中には、2回、3回の転職回数を超えてしまったら合格が厳しくなる会社ばかりではありません。

 

特に、転職回数が多い方ほど、転職エージェントのキャリアアドバイザーをフル活用してください。

キャリアアドバイザーは、あなたの経歴を応募先企業に合わせて、つくり込む、「経歴の仕立てのプロ」ですので。

 

転職を何度も経験している方は、これまでに転職エージェントを利用したことがある方も多いと思いますが、私なりにまとめた、転職エージェントの特色、選び方をまとめた記事を掲載しておきますので、少しでも参考になりましたら幸いです。

 

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まとめ:転職回数が多い人が職務経歴書作成で注意すること

 

今回は、転職回数が多い人が職務経歴書作成において注意すべき点と題し、解説してきました。

 

以下、本日のまとめになります。

 

  • 過去の職歴それぞれにおいて、面接官が納得できる退職理由を記載する
  • 退職理由は、前向きな理由をひねり出す
  • 過去の自分の職歴に潜んでいる「一貫性」を見つけ、アピールポイントとして記載する
  • 大手系企業が一般的に許容できる転職回数は、20代であれば2回まで、30代であれば3回まで
  • 転職回数よりも重要なのは、在籍期間。1年未満で退職している職歴がある場合は、相当、説得力ある理由が必要
  • 過去の職歴で築き上げた「自分の柱」を見つけ、アピールポイントとして記載する

本日は以上です!

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