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特定派遣エンジニアが転職する最適なタイミング【採用担当が解説】

2020年5月24日

 

悩んでいる人
特定派遣のエンジニアとして、派遣先に常駐して働いているけど、将来、このままでよいのか、本当に不安。一応、派遣会社の正社員ではあるけど、将来は派遣会社ではない、しっかりした会社に転職したいが、いつのタイミングで転職活動をはじめたらよいか、わからない。。

 

こんなお悩みを解決します。
Hiro

 

 本記事の内容

 

  • 派遣エンジニアが転職する最適なタイミングとは?
  • 派遣のあなたが転職のタイミングを逃さないために今すぐやること

 

この記事を読んでいただくと、特定派遣のエンジニアが転職する最適なタイミングを知ることができます。

 

また、転職を成功させるために、今すぐやるべきことについても、解説しています。

 

 本記事の信頼性

 

  • この記事を書いている私は、大企業子会社での採用担当歴5年ほど。
  • 中途採用の現場で、書類選考、面接を実施しており、応募者の中には、特定派遣のエンジニアも数多く含まれています。
  • かつては技術現場のマネージャーをしており、自分の担当組織の中に、多くの派遣技術者を抱えていた経験があるので、派遣社員の実情、働き方を熟知しています。

 

それでは前置きはこれくらいにして、解説を進めていきます。

 

特定派遣エンジニアが転職する最適なタイミングとは

派遣エンジニアが転職する最適なタイミングとは

 

 大学卒業後、3年目に突入していたら、今すぐ動く

 

もしあなたが大学を卒業し、派遣エンジニアとして3年目を迎えているとしましたら、躊躇することなく、すぐに転職活動を始めてください。

 

理由は、大卒で入社3年目、4年目の年代は、派遣エンジニアからメーカー等の正社員へ転職するのに旬な時期だからです。

 

このタイミングを逃すと、派遣会社ではない企業へ転職するのは、どんどんハードルが高くなってきます。

 

逆に、もしあなたが、派遣会社社員の1年目、2年目だとしましたら、今は、派遣先の仕事を一生懸命やり、自らの技術力を磨いてください。

 

実際、私がいる会社もそうですが、入社1年目、2年目で転職活動をしても、

 

  • 「経験2年未満じゃ、大した技術力はないよね。」
  • 「入社1年少々で簡単に辞めてしまうのでは、うちに入社しても、すぐに辞めてしまうかもしれない。」

 

という評価になりがちです。

 

派遣エンジニアであることのメリット・デメリット

 

なぜ、転職をするなら、入社3年目、4年目が旬な時期なのか。

 

これを説明するために、派遣エンジニアであることのメリット、デメリットを整理、説明いたします。

 

派遣エンジニアであることのメリット

 

  • 新卒では入社できなかった自分にとっては格上の企業で仕事をすることができる
  • 業界トップクラスの環境、ツールを使用することができるなど、高い実務能力を身に付けることができる
  • 派遣先正社員と深く関われ、職場によっては、日々、刺激を受けることができる

 

この項目を読んで、ん?と思った方も少なくないと思います。

 

そもそも派遣エンジニアとは、どの企業に派遣されるかが、肝となってくるからです。

 

もしあなたが、大手企業や、その系列会社へ派遣されているとしたら、大きなメリットを享受することができます。

 

大手系企業での実務経験は、派遣先と同業の会社にとっては、欲しい戦力となりえるからです。

 

もうだいぶ前の話ですが、私のもとにいた派遣エンジニアたちも、ポテンシャルの高い人たちは、我々の競合となる大手企業へ転職してきました。

 

 派遣エンジニアであることのデメリット

 

  1. 大手系の会社に派遣されても、経験できるのは、ほとんどの場合、エントリー業務
  2. 派遣先の上司は、あなたを本気で育成することはない
  3. 入社3年目、4年目くらいになると、マネジメント業務と称した業務をやらされる
  4. 派遣先企業の業績悪化、方針変更により、突然、派遣先での業務が終了になることがある

 

私がこれまでに経験してきたこと、見てきたことを総合すると、こちらのデメリットが、今後のキャリアに深刻な影響を及ぼしてきます。

 

こちらは1つずつ解説していきます。

①大手系の会社に派遣されても、経験できるのは、ほとんどの場合、エントリー業務

 

新卒で派遣会社に入社し、客先企業へ派遣される場合、担当する業務レベルは、派遣先の正社員が入社3年目くらいまでには卒業する程度のレベルで頭打ち感が出てきます。

 

もちろん、自身が新卒の就活では入社できなかった、格上の企業での業務経験を積めば、最初の2年程度は大きな成長感と充実感を感じることもできるでしょう。

 

しかし、一通りの仕事を覚えてしまうと、その後は成長感を感じにくい日々を送ることになります。

 

ここがまず1つめの落とし穴です。

 

②派遣先の上司は、あなたを本気で育成することはない

 

派遣先の上司、先輩は、あなたを本気で育成しようとはしません。

 

最初の頃は、業務を覚えてもらうために、細かく指導してくれると思いますが、やがて、指導の頻度も下がり、同じような業務を淡々とこなす日々となっていきます。

 

理由は、派遣社員であるあなたは、派遣先の上司からみると、あくまで一時的な戦力であり、長い期間、在籍してくれる社員ではないからです。

 

派遣社員としての期間が長くなってくると、上司の本気の指導が受けられないがために、以下のようなスキルが、同年代の正社員と比較すると、遅れを取り始めます。

 

  • 報告書などの文書作成力、文章作成力
  • 物事を論理的に考え、説明する力
  • 情報収集力、調査能力

 

上記のうちで、顕著に表れてくるのが、文章作成力と説明する力です。

 

これらは、新卒で入社したばかりの頃は、正社員、派遣社員でほとんど差がありません。

 

しかし、上司の粘り強い指導を受け続けた正社員は、苦労しながらも、こういった能力を伸ばしていきます。

 

入社から3年も経過すると、文章作成力と論理的な説明能力は、正社員と比べると、大きな差が生じています。

 

私はこの部分が派遣社員であることに最大のデメリットだと思っています。

 

③入社3年目、4年目くらいになると、マネジメント業務と称した業務をやらされる

 

もう1つの落とし穴がここです。

 

派遣社員で3年目を迎えるころになると、一通り、仕事を覚えてしまい、成長感がなくなることを説明しましたが、早ければこのころになると、自分の会社の後輩派遣エンジニアのマネジメントと称した仕事が回ってきます。

 

これは、派遣契約の状態よりも、請負契約の状態で顕著にありがちな状況です。

 

本人としては、後輩の「マネジメント」という新たな役割が与えられ、停滞しかかっていたモチベーションが一気に復活します。

 

しかし、我々企業の採用担当から見た、派遣エンジニアで評価できるスキルは、ほぼ実務能力、つまり、あなたの技術力に絞られます。

 

20代半ばから20代後半の若い年代の派遣エンジニアの履歴書、職務経歴書を見ていると、マネジメント部分を一生懸命アピールし、肝心の自らの技術的な経験について、あまり触れられていないケースがあります。

 

このような場合、せっかく応募いただいたにも関わらず、書類選考を不合格にせざるを得ません。

 

④派遣先企業の業績悪化、方針変更により、突然、派遣先での業務が終了になることがある

 

ここはもはや説明無用かと思います。

 

この部分が派遣社員であることの一番の不安となるところだと思います。

 

少々きつい話になりますが、このように派遣エンジニアは、派遣という期間が長くなるほど、デメリットの部分が顕著になってきます。

 

よって、派遣社員として3年にに突入したら、躊躇することなく、転職活動を始めましょうと提案したしだいです。

 

特定派遣のあなたが転職のタイミングを逃さないために今すぐやること

派遣のあなたが転職のタイミングを逃さないために今すぐやること

 

ここでは、転職活動を開始しようとしているあなたが、今すぐにやるべきことを述べています。

 

すぐにやってほしいことは大きく分けて2つあります。

 

これまでの職務経歴の棚卸し

 

まずはあなたがこれまでに経験してきた実務経験を文字に落とし込んでください。

 

どのようなツールをマスターし、どのようなプログラミング言語を経験したか、どれくらいの規模のプロジェクトに、どのような役割で参画したか、など、できるだけ細かく記載してみましょう。

 

中でも重要なのは、「技術的に苦労したところ」です。

 

私も日々、特定派遣エンジニアを含む、多くの方の職務経歴書に目を通しますが、残念ながら、ほとんどの方は、「技術的に苦労した点」、「それをどうやって乗り越えたか」という部分の記載がありません。

 

当たり前ですが、派遣先で、言われた作業を淡々とこなすだけでは、苦労したことについて、大した記述ができません。

 

よって、日々の業務は全力で取り組む必要があります。

 

実務経験の書き出しについては、最初の段階は、職務経歴書というカチッとしたフォーマットにまとめる必要はありません。

 

PCやスマホで殴り書きする程度のもので十分です。

 

要はあなたが貴重な時間を使い、経験したことを、忘れないようにするため、書き出すということです。

 

転職エージェントへ登録する

 

これまでの実務経験の書き出しと同時に、進めたいのが、転職エージェントへの登録です。

 

転職エージェントは、あなた専任のキャリアアドバイザーが付き、あなたの経歴、希望の職種、会社などを考慮し、候補となる企業をいくつか紹介してくれるだけではなく、履歴書や職務経歴書の書き方、面接での質問対策など、あなたの転職に関わるあらゆることをサポートしてくれます。

 

転職エージェントは無料で利用できますので、利用しない手はありませんが、あなたの担当となるキャリアアドバイザーとの相性が必ずしもベストとは限りませんので、まずは複数の転職エージェントに登録しておくとよいでしょう。

 

転職エージェントは無数にあるのですが、もしあなたが、大手企業もしくは大手企業の系列子会社への転職をイメージしているようでしたら、転職エージェントも大手を選ぶのが早道です。

 

 おすすめの転職エージェント

 

 

転職エージェントの登録時は、職務経歴の記載は適当でよいですが、できるだけ早く、しっかりした内容を記載するようにしましょう。

 

以下の記事もご参考になれば幸いです。

 

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まとめ:特定派遣エンジニアが転職する最適なタイミング

 

今回の記事は、派遣エンジニアが転職する最適なタイミングと、今すぐやるべきことについて解説いたしました。

 

以下、本日のまとめになります。

 

  • 派遣会社に新卒で入社し、3年目を迎えたら、躊躇なく転職活動をはじめましょう
  • 派遣エンジニアの転職タイミングは、入社3年目、4年目頃
  • 転職活動を始めることを決めたら、まずは実務経験を詳細に書き出すことと、転職エージェントへの登録を済ませる。
  • 派遣会社における後輩のマネジメント業務は、転職応募先企業では評価されないので、職務経歴は実務の部分を細かく記載する。
  • 実務の記載においては、「技術的に苦労したところ」と「それをどのように乗り越えたのか」を記載する。これにより、書類選考で企業の採用担当の目に留まる可能性が高くなる。

 

本日は以上です!

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